除光液で発泡スチロールが溶けるのはなぜ?アセトンは人体に有害?

この記事の目次

除光液で発泡スチロールが溶けるのはなぜ?

まずはヒカキンさんの動画を見てみましょう。

怖いくらいキレイに除光液で

発泡スチロールが解けていますね。

 

なぜ除光液で発泡スチロールが

溶けるんでしょうか?

 

 

答えは除光液に含まれている

アセトンが原因です。

 

アセトンは溶けやすい有機化合物なので、

水・アルコール・クロロホルム・

エーテル・ほとんどの油脂を溶かします。

 

発泡スチロールはポリスチレン

という樹脂で出来ているので、

アセトンを加えると溶けます。

アセトンは人体に有害?

ヒカキンさんの動画でヒカキンさんが

アセトンの蒸気で苦しんでいる

シーンがありましたが、

アセトンは人体に有害です。

 

アセトンは「労働安全衛生法」で

人体に有害な溶剤として

指定されているくらいなので、

取り扱いには気をつけてください。

 

人体への影響

●めまい

●呼吸困難

●血液障害

●頭痛

●気管支炎

 

大量に吸い過ぎると最悪の場合、

意識を失ってしまいます。

 

アセトンで気をつけてほしいのは、

アセトンが入った容器を激しく振るという行為です。

141316

蒸気が発生して、圧力によって

容器が破裂することがあり

非常に危険です。

爪にアセトンを使っても大丈夫なの?

これだけ、アセトンについて

有害な話をすると、

爪に使っても大丈夫なの?

と不安になりますよね。

 

答えは正しく使えば

被害はほとんどありません。

 

すでに、お話したように

アセトンは油を溶かします。

 

つまり、爪や爪の周りの皮膚の油を奪うということです。

 

ビジネス2

対策法は換気をして

オイルなどで保湿をきっちりとすることです。

アセトンが入っていない除光液はないの?

ノンアセトンの除光液も売っています。

値段も安いのもありますよ。

 

例えば無印良品に売っている

天然オレンジ油配合の

ノンアセトン除光液は

100mlで税込525円です。

 

しかし、ノンアセトン除光液は

アセトン入りに比べると落ちにくいです。

 

ラメ入りのマニキュアなどは

アセトン入りでないと難しいです。

 

ただ、匂いは少ないので、

上手く使い分けるといいでしょう。

爪にもやさしいですしね。

まとめ

●アセトンを扱う時は換気は大事

●除光液はできるだけノンアセトンタイプを使いたい

ツメリッチリペア

1 Responses to “除光液で発泡スチロールが溶けるのはなぜ?アセトンは人体に有害?”

とみー へ返信する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)